天声人语清晨的公交车站

?? 原文

翻译:Lau

校对:鹿信及小组其他成员

朝のバス停

清晨的公交车站

和歌山市役所に勤める山崎浩敬(やまさきひろたか)さん(59)は毎朝7時台、同じ時刻のバスを待つ。目の見えない山崎さんにとって乗り降りは大変だが、そのバスなら小学生が乗り合わせ、手助けしてくれるからだ▼

山崎浩敬(59)就职于和歌山市政府,他每天早上都会准时等待7点左右的那趟公交。对于双目失明的山崎而言,上下车本是一件难事,但一同乘坐那辆公交的小学生们总会向他伸出援手。

「バスが来ましたよ」。紀の川の河口に近い狐島(きつねじま)宮前バス停で、初めてそんな声をかけられたのは十数年前。白い杖を持つ自分に女の子が教えてくれた。腰のあたりを指でチョンとつつき、ドアまで導いてくれる。「座らせてあげて下さい」と席の確保まで。胸が温かくなった▼

“公交车来了。”十几年前,在靠近纪之川入海口的狐岛宫公交站,山崎先生初次听到这声提醒。当时他正拄着白色拐杖,提醒他的则是一名小女孩。小女孩用手指轻戳他的腰部,一直引导他走到车门前,还请求乘客为他让座。这一切都让他的心中感到温暖。

進行性の目の難病「網膜色素変性症」と診断され、視力は落ち視野も狭まる。バイク通勤だったが、自転車にも乗れなくなり、最後にバス通勤に切り替えた。その子が卒業すると、妹や後輩が誘導役を継いでくれた▼

山崎先生确诊为患有进行性眼部难症“视网膜色素变性”,其症状为视力下降、视野缩小。他起初是乘摩托车上下班,后来连自行车也无法骑乘,最终只能改乘公交车上下班。女孩毕业后,她的妹妹和后辈们承接了指路的工作。

和歌山大付属小学校に通う女の子たち4人である。感謝の念を昨秋、作文につづった。全国信用組合中央協会のコンクールで大賞に選ばれたのがきっかけとなり、山崎さんはこの1月、小学校を訪問。初めて4人と一堂に会することができた▼

她们是就读于和歌山大学附属小学的四位女孩。山崎先生在去年秋天将自己的感谢写进了文章里,并在全国信用社中央协会征文大赛中获奖。以此为契机,山崎于今年一月拜访了该小学,首次与四人共聚一堂。

受賞作を読んでみる。「小さな親切のリレーで、退職まで何とか頑張れそうです」とお礼の言葉が続く。取材を終え、バス停に立つ。車の量が多く、風も強い。山崎さんにとって小さな手がどれほど心強かったことか▼

试读那段获奖的文章。“那小小的热心接力,让我觉得自己能够坚持到退休”,感激的话语言之不尽。结束采访后,笔者站在公交车站前。路上车水马龙,强风不息。对山崎来说,那小小的手给了他极大的安心。

きょうから新年度。初めての駅や初めてのバス停に立つ方もおられよう。コロナのせいで人と人が隔たり、言葉をかけにくい状況は続くけれど、だれもが孤立しない一年間であってほしい。

今天是新学年的第一天,或许现在有很多人正站在一个陌生的电车站或公交站。新冠疫情隔开了人与人之间的距离,交谈不便的现状也仍将持续。但愿这一年,无人会遭孤立。

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